歩行日 
天候
日程
歩行距離
標高差
2005年6月11日〜12日
くもりのち雨(11日)
晴れ(12日)
一泊二日
三斗温泉大黒屋
6.4km
508m

出発点標高
最高点標高
最低点標高
累積標高差+
累積標高差−
1,548m
登山口
1,915m
茶臼岳山頂
1,407m
三斗下の沢
1,050m
-1,050m

 ロープウェーの少し上にある表玄関とも言える登山口から今回出発です。山にはガスがかかっており天気が心配です。

 今回の私達の班の講師はトレッキングスクールを率いる我らがM元先生。しっかり付いていかないと怒られそうです!
 この山は歩き始めてすぐに森林限界を超えます。展望派の私はとてもうれしいことであります。しかしながら本日はガスで景色がほとんど見えずまったく残念です。
 

 峰の小屋までゆっくりゆっくり進みます。しばらく歩くと、峰の茶屋がある稜線が見え始めました。ここは風の通り道ということで有名ですが、今日はほとんどありませんでした。ガスが相変わらずかかっています。

 ひと休憩の後、峰の茶屋を後に、朝日岳に向かいます。

ここからは鎖場もあり気をつけねばなりません。途中一箇所雪渓が残っているのも見えました。
 今回最大の難所、雪渓のトラバースです。近くで見ると意外と高度感があります。とはいえ先生方がしっかりロープを張ってくださっているので安心です。音もなく落石があるから上も見ろよ!などなどの注意を聞き順次通過します。
  ここまでツツジくらいしか花が咲いていませんでしたが、序々にお花が現れ始めました。イワカガミ。
 遂に雨が降り出して来ました。各自雨具に身を包みます。道もだんだん急になってきました。
 鎖場の様子です。鎖を持ってよじ登るような場所ではなく、トラバースする際に鎖の補助があるという感じです。
 雨で足元の岩が濡れているため、用心して進みます。
 朝日の肩で小休憩。ザックをデポジットし空身で頂上に向かいます。色とりどりのザックカバーが綺麗です。
 頂上到着です!!....でも真っ白。
 雑誌とかWebでも、真っ白で何も見えませんでしたとか、真っ白な写真を見たことがありましたが、自身で陥ったのは初体験です?!
 次回の楽しみが増えました。(と納得させる)
 朝日岳を後にし、稜線上を進みます。景色がないのでずっとこんな感じです。でもここまで視界がない山行は初経験なので、真っ白なのを反って楽しんでいた私でした。

 ミネザクラが所々に残っていました。1-2週前がピークだったようです。

 雨なので、休憩も立ったまま。まぁこんな山行もあるんだと納得。
 朝日岳からガスと雨の中をあるくこと1時間強、ついに秘湯三斗温泉に着きました。
 三斗温泉には2軒の旅館があります。今回は大黒屋に泊まります。登山者しか来れない山の中にも関わらず、山小屋でなく旅館なので、なんと食事は部屋出しです。

 今回は春山教室の最終日。ミーティングでは夏山から四季通して参加された方に対し卒業証書が渡されます。
  私もみなさんのように続けられたらいいなぁと羨ましげに眺めていました。

 ミーティングの後は酒好きが自然と集まり宴会が始まります。西穂山荘では唯一の暖であるストーブを囲み、天神ロッジでは夕食後のテーブルをそのまま占拠、そしてここでは廊下に座布団を並べ...いからる環境下でも飲む。...適応力抜群のcoolなの集団?なのです。
 朝です。今日はなんと晴れています!大ラッキー。
 右写真は大黒屋新館です。このような立派な建物がどーんと山の中に建ってます。
朝日の中、記念撮影をして準備完了。
 出発です。新緑の中、2班は先頭を進みます。
 一旦沢まで下ります。今回の山行での最低標高点です。(登山口よりも標高が低いんです) 
 ここからは登りが始まります。
 しばらく登り続けると、辺りが急に開けます。姥が平です。正面には白煙を上げる茶臼岳が現れます!
 途中ひょうたん池という池があり、空身で見学に行きます。周りはすっかり春なのに、池の半分はまだ真っ白な雪で覆われているのには驚きました。
 大変気に入ってしまいました。ここ姥ヶ平!
 青い空、新緑の木々、茶色の山、白い噴煙。最高の景色です。またこよっと。
 紅葉の秋も最高だそうです。
 さて、姥ヶ平からも登りが続きます。再び森林限界を超え視界が広がります。

 写真では見えにくいですが、後ろには雪の残る会津の山々が見え始めます。燧ケ岳の雄姿に感動です。
 写真真ん中あたりが、先程いた姥ヶ平です。
 噴煙のすぐ横まで登って来ました。ここまで近づくと迫力があります。
 茶臼の中腹を巻いて一旦峰の茶屋方面に向かいます。正面には昨日、真っ白で何も見えない中歩いた、隠居倉のピークが見えます。
 さらに巻くと、同じく昨日登った朝日岳がくっきり見えました。あんなに尖ったところに行ったんだと改めて認識。
 直下で、燧ケ岳を見ながら最後の休憩です。

 

 休憩を重ね遂に茶臼岳山頂に登って着ました。頂上には立派な祠がありました。

 

 
頂上で空を見上げれば、きれいな青空に白い雲。最高!
でも良く見ると、太陽には傘がかかっています。また巻き雲やひつじ雲など天気の悪化を示す 兆候があちこちに。

 

頂上での休憩を終え下山開始です。まずはお鉢を回ります。
峰の茶屋を通過し下降を続けます。昨日通った道ですが、天気がいいと、まったく違うところを歩いているようです。
下りは早い。あっという間に駐車場到着です。お疲れ様でした。この後那珂川温泉に立ち寄り汗を流して、帰路に着きました。

生徒36名 講師4名 総勢40名

濡れた岩場の危険性

今回は途中で雨になりました。雨具を身にまとい歩いたのは久しぶり。(いつもちょっとでも天気が悪そうだと山に行かないから?) ちょっと目新しい状況でした。ちょうど降り始めたころ、朝日岳へのクサリ場にさしかかりました。傾斜もたいしたことはなく、クサリがあること自体はオマジナイ的な場所だったのですが、雨のため岩が滑りやすくなっているのに驚きました。ちっょと水に濡れているだけでかなり違うんです。滑ったところがクサリ場では滑落してしまいます。雨のクサリ場・岩場は本当に要注意です。

視界の利かないとき地図は必携

朝日岳からはガスが出ていて視界が利きませんでした。このような時では、分岐にさしかかると毎年来ていて那須など庭のようなはずの松元先生ですら地図で方向を確認しながら進んでいらっしゃいました。やはりそういうものなのですね。素人はいつでも・どこでもしっかりと確認しながら進まなければならないと思った次第です。

最後尾を歩く者の役割と責任

最後尾を歩くものの心得を教わりました。最後尾は本来リーダーの場所。自分だけでなくパーティ全体をよく掌握する必要性を教わりました。何かあれば声を出して前を歩くものに情報を与えることなど役割を詳しく教わりました。ぼーっとしてたらダメなのね。(笑)

地点
時間
所要
 
地点
時間
所要
登山口
11:09
1:06
三斗温泉
7:39
0:22
峰の茶屋
12:15
沼原・峰の茶屋分岐
8:01
12:30
1:35
8:01
0:49
朝日の肩
14:05
沼原・牛ヶ首分岐
8:50
14:15
0:14
8:55
0:25
朝日岳山頂
14:29
ひょうたん池入口
9:20
14:33
0:17
9:37
0:04
清水平分岐
14:50
姥ヶ平
9:41
14:52
0:28
10:00
0:22
隠居倉
15:20
牛ヶ首
10:22
15:30
0:44
10:27
0:25
三斗温泉
16:14
峰の茶屋
10:52
合計
所要
歩行
10:52
0:45
5:05
4:24
茶臼岳山頂
11:37
 
12:00
0:27
峰の茶屋
12:27
12:27
0:37
登山口
13:04
合計
所要
歩行
5:25
4:16


 前日は、台風が近づいてきました。弱まっているものの上陸の恐れすらあります。梅雨前線も台風に刺激され強まっている様子です。 普通、山どころではありません。が、予定されちゃっているんですよね。講習は。どーにでもなれとの気持ちで出発しました。
 当日は、予想通りどんよりした曇天。雨が降っていないのが奇跡。しかし午後からは本降りとなりました。
 しかし神は私を見捨てませんでした。12日は朝起きると、昨晩の雨が嘘のように快晴。なんだか、狐につままれたような気分でした。しかし上記にも書いたように、太陽の傘、羊雲など悪天の兆候は一日中見られました。そして、入浴中午後3時頃から大雨となりました。結果論で天気図を見ると、日本海に弱い高圧帯が発生しており、一時的に天気が持ち直したようです。私にはまったく予想できない現象です。(笑)

 このコーナーは予報行為をする目的ではありません。