第一回 オリエンテーション 春山の心構えと装備 講師 松元邦夫さん


この机上は講座の説明会を兼ねていました。この講座を聞いて気に入ったら申し込む形に なります。
講師は都岳連副会長であり、このトレッキング講座のドン松元先生です。


まずは必要な装備

緊縮財政の私にはここで多額の出費があるようでは、参加も覚束ないことになります。
安物はダメ、スポーツ専門店で店員の言うことをよく聞いて、一通り買わなければダメなどと言われたらどーしょうと思っていましたが、松元さんの説明には安心しました。
シャツなんてユニクロの1,000円程度のもので充分、ただしウールか化繊。
手袋も防水性 のあるヤツをコンビニで買えばいいよ。
オーバーヤッケはレインコートの上着でOK、と いった感じでお話が進みます。
思ったより買い揃える必要がないようでひと安心です。

実技でどこに行くかの説明、春山の様子の説明

今回は西穂山荘&富士山5合目(実際は遠見尾根に行ったが実は当初予定は富士山だった )、谷川岳、那須岳であると説明。

西穂山荘は、ロープウェーで一気に登って、山荘までいくよ。ゆっくり歩かないとすぐ着 いちゃうだよな。富士山5合目では雪上の歩行練習をやるよ。

谷川岳は一の倉の下のほうを散策するよ。衝立岩を初登攀した南さんという人連れてくか らね。翌日は頂上を目指すよ。でも今年は雪が沢山残っているから無理かなぁ?ダメだっ たら諦めようね。

最後は那須ね。いつもは4月に行くけど今回は6月。雪も随分少ないはずなんで三本槍に行けるかもな。 まぁ雪次第だな。楽しみにしてて。 といった感じで質問タイムになり講義が終了しました。

 

第二回 山を永く楽しく登ろう  講演 松永敏郎さん


第二回めは講演でした。講師は往年谷川でご活躍されたという松永先生。古希はゆうに越えていらっしゃる?大先生です。

不謹慎なことに講演で取っていたメモを紛失。詳細が思いだせません。
確か先生が最初にこだわられていたことは、服を濡らさないこと。服を濡らすと、どうしても寒く体温の低下につながる。これは非常に危険であるとのお話でした。100m上がると気温は何度下がるんでしたっけ?風が吹くと体感温度は何度下がります?といった基本を質問されながら、経験された実話を交えてリアル感のあるお話しをいただきました。暖かく、乾きやすいウールの下着が推奨とのことも思い出されます。

あと印象に残っている話はホワイトアウトの実体験話。実力者の集団でも、くるくる回ってしまったとの話でした。 2005年3月の秋田烏帽子岳での遭難騒ぎもこれに似ているのではとのお話も印象的でした。

先生は「空にたたよう峰」という本を執筆されており、私も拝読させていただきました。 硬派な登山学という内容で私には正直少々理解できない部分もありましたが、こんな世界もあるのね。と視野を広めさせていただいた一冊です。

そういえば、山本正嘉さんの「登山と運動生理学」という本をご推奨なさっていたのを今思い出しました。早速来週図書館で探してみよう!っと。

 

第三回 地形図の読み方 講師 平塚晶人さん


今回の講義の先生は、年齢が私とタメである平塚先生。 2万5000分の1地図の読み方の著者であり、ヤマケイで地形図一年生といったコーナーを担当されている地図のプロです。
実地でなく机上での講義は初めてということでしたが、楽しいご講義でした。

私がお聞きしたなかで重要と思ったことは、「地図を取り出しやすい場所に収納する」こと。地図をちらっちらっと見ながら歩いて現在地を確認しながら歩くことが重要。ザックの雨蓋などの収納していては休憩時にしか見られないので、よくないとのことでした。
先生は、地図をビニール袋に入れテープで防水。折りたたんでズボンのポッケに入れて収納されるとのことでした。歩きながら確認ポイントにきたら、地図をさっとポッケから取り出しチェックするとのことです。ジップロックだと硬いので折りたたみが不便とのご指摘もありました。私が愛用している市販の地図ケースも首からブラブラするのがいまひとつとのコメントでした。(笑。確かに!)

次に重要と感じたことは、「先を予想しながら歩くこと」。地図をまずみてこれから歩く方面の地形を予想する。歩きながらその予想通りに展開しているかを確認しながら進む。ということです。当たり前といえば当たり前の話なのですか、改めてその重要性を説かれるとなるほど納得です。地図がすぐ取り出せる場所にないと実践できないですね。
机上の後の那須岳で実践してみたのですか、これが結構楽しいんです。(難しいですが...) ガスが出ていてあまり風景が楽しめない状況だったのですが、こんなことをしていると、楽しく歩けることが判明です。

あと二万五千分の一の地形図は、山域によってはどうしても複数枚に分かれてしまいます。私はいつも不便だなぁと思いながら複数枚持ち歩いていましたが、先生はコピーして持って行くそうです。気合が入っているときはカラーコピーだそうです。(さすが...)
またコピーの際の注意点としては、必ず等倍にすること。慣れてくると1cmが250mというのが頭にこびりつくそうです。コピー縮尺が違うと大きな判断ミスをしかねないとのお話でした。

というように、後から考えたり読めば、何をいまさら当たり前という内容ですが、改めて実践の仕方を教えてくれたことが大きな収穫でした。
最後になってしまいましたが当然に、尾根や沢の見方なども教えてくださいましたよ。あと2003年11月にご年配方30人ほどがビバークして遭難騒ぎになった「麻綿原高原(めばんばら)」の説明は興味が湧きやすく印象に残っています。

平塚晶人さんのホームページ ようこそ地形図一年生


実技中の講習


上記の机上講習のほかにも、トレッキングスクールでは多彩な講師陣が次から次へと登場。実技講習中のちっょとした時間に色々教えていただけます。(とってもお得!)

山岳写真の撮り方 高取剛充講師 in バスの中

主役と脇役の配置、「い」の字構図、省略が大切などのテクニック論、気持ちを大切になどメンタル論などを、1時間以上にわたり大講演していただきました。
                                              高取先生のホームページ

ヨーロッパアルプスと日本の違い 雨宮節講師 at 西穂山荘

ヨーロッパアルプスは氷河があるため、登山とハイキングの区別は明確でガイドという職が成立すること、ヨーロッパのガイドの考え方やサービスなど、まったく知らない世界のことを色々と語っていただきました。

衝立岩初登攀と自分の持ち物 南博人講師 at 天神平ロッジ

一の倉沢でのお話につづき、南さんの往年の活躍話を面白可笑しくしていただきました。あと、リックの中の持ち物を大公開。肩の小屋へのおみやげまでご披露いただきました。
                                     南博人先生のホームページ その1 その2

山名の由来 砂田定夫講師 in バスの中

那須岳の茶臼・朝日といった名前の由来は?から始まり、日本各地の山の名前の由来を色々語ってくださいました。改めてちゃんとお聞きしたい内容でした。

ポペーダ遠征体験談 松元邦夫講師 at 三斗温泉大黒屋

我等が松元先生が参加したシベリア最高峰ポペーダ遠征を取材したテレビ番組をバスで見て、遠征に纏わるエピソードを大黒屋でお聞きしました。雪崩でロシア人一人死亡。日本人のけが人も出て大変だった当時の思い出を語っていただきました。未確認ですが、そのとき怪我をされた方の体験記ページです。